雇用保険法・・・一番知っておいて損のない法律
~2020年12月前半【雇用保険編】~
労基・安衛・労災と何とか乗り越えてきたところで4科目目は【雇用保険法】です。この科目は社会人であれば結構恩恵を受けたことがある方が多いのではないでしょうか?退職者いた際に雇用契約や雇用期間に応じてもらえる基本手当、一般的に言われる
【失業保険】
というやつですね。私も過去に一度支給を受けたことがあり、最低でも給料の50%が90日分ももらえる制度です(厳密にいうとちょっと違いますが・・・)
私は知り合いが退職すると聞いたら
『とりあえずすぐにハロワに行け』
と言っています。社労士受験生なら常識ですが、辞めたらもらえる訳ではなく、手続きをして、待期期間を経てからやっと支給開始なのです。
例にもれず私もすぐにハローワークに行きました。そこで一つ知識不足を露呈する出来事がありました。当時の私には勉強になったのでクイズ形式でお伝えいたしますね。
Q 私はなるべく早く退職したかったので、有休消化含め退職日を9月20日にしていたのですが、そのせいで約1か月も他の人より遅くなってしまったのです。なぜでしょうか?(退職日は2020年9月20日です、西暦まで書くということは・・・)
A 昨年10月から法改正で待期期間が3か月⇒2か月に変更になったため
そうなんです、まさかの法改正により、10月1日退職の人より1か月も遅くなるというレアケースを引いてしまったのです。しかし、そのおかげでこの法改正に関しては絶対間違えないようになりました。
さて、実際の勉強に話を戻しますが、雇用保険というのは社労士試験で一番の暗記科目と言われています。とにかく数字の暗記が多いのです。支給日数、書類の提出期間、待機日数等、とにかく知識がごちゃつきます。皆さんが一番嫌い(❓)な画像を貼っておきます(笑)
こういうのを全部覚える必要があるわけです。私は数字を覚えるのは割と特異なタイプなのですが、とにかく量が多く、このタイミングで大きな決断をすることにしました。以前から気になっていた資格の大原の【社労士24】を申し込んだのです。
Twitter内ではかなりよく聞く言葉だったのですが、
- 全科目1周を24時間でしてくれる
- 見たい単元を瞬時に頭出ししてくれるので探す時間が必要ない
- パワーポイントで要点だけを拾ってくれている
- 忙しい時の耳勉にも使える
といった情報を事前に得ていたのですが、何よりこの教材は暗記に特化していると私には感じました。知る限り他社のどの教材よりも語呂合わせをたくさんしてくれています。今ではYouTubeでも無料で多数の動画を視聴できますが、講座に申し込めば語呂合わせもたくさんありますし、私は睡眠学習ではないですが、寝るときによく聞いてました。
講師の方の中には法律を理解しなければ受かっても意味がない・・・という趣旨の発言をされる方もいますし、私の尊敬する講師の方もおっしゃっています。それはもちろんわかるのですが、受験生からしたら、いくら法律を理解しても試験に受からなくてはそれを発揮できない・・・と思っている方のほうが圧倒的に多いと思います。私もそういう考え方でした。社労士24はそんな受験生の気持ちを汲み取った教材だと思えました。
社労士24とTAC通学を併用し始めた私はどんどん勉強が楽しくなっていきました。12月は徴収法もあったので後編へ続きます。