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私が思う社労士勉強法【選択式編】

先週スクールに顔を出したところ、その日は労基・安衛の実力テストということでした。

 

今回は社労士試験に向けて私が実践した選択式の勉強法についてお話しします。

とは言っても選択式の対策は本当に難しく、何をやることが一番いいかと言えば、テキストの丸暗記となってしまいそうですが、それはさすがに無理なので私が実際にやった方法をご紹介します。

 

受験生の大半がテキスト読みは苦手・・という話はよく聞きますが、私も例にもれずテキスト読みは苦手でした。それでもやらないわけにはいかないので、私の選択式対策は主に以下の方法で行いました。

 

  • まずは太字にされている用語の理解(10月~翌4月【1周目】)
  • 条文は重要度の高いものを押さえる(4月~5月【1~2周目】)
  • 過去問で出された文章を押さえる(6月~7月)
  • 過去10の解説文にあるポイントを押さえる(7月~8月)
  • 直前期に目的条文(8月)

 

とこんな感じでした。選択式はセミナーもありますし、選択式の問題集も多数出ています。私も持っていましたが、択一と比べると択一9対選択1くらいの時間しか割きませんでした。【合格のツボ】選択式も持っていましたが、ほとんど未使用で終わりました。

 

労一に関しては全く別の対策になると思いますが、それ以外は択一対策をしっかりやればそれなりに取れます。実際、このやり方で全科目4点以上取ることができました。

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もちろんそれ以上の対策をすることも大切ですが、選択式に時間をかけるより択一で合格点を確実に取れるように反復練習をして、その後に選択特有の問題(条文関係)を押さえるやり方のが効率が良いと思います。

 

 

ちなみに選択式の勉強は【書く】【聞く】【言う】というやり方で覚えました。眺める、黙読だと全く頭に入りませんでした。

 

私は受験生時代は朝風呂派だったのですが、起きたらお風呂で目的条文を聞きながら発声して覚えていました。お風呂からあがったらその日にやる法律の苦手単元を動画視聴してからアウトプット作業へ。それからその日の勉強がスタート。

 

そういったルーティンにしてしまうことが私の選択式対策でした。テキスト読みなら事前に何ページ迄と決めてそれ以上にも以下にもしないようにしていました。

 

今年は目的条文は択一の一問だけでしたが、来年はきっと選択で来ると思います。特に物議を醸している労一辺りで持ってくるような気がしています。

他の方も仰ってますが、労一1点救済は試験科目としての体をなしていないと思います。4択で1点では何も勉強していない人でも取れる確率の方が高いですから、個人的には救済自体がおかしいと思っています。とはいえ、それ以上に今年の問題に異論があるので今年救済された方がどうこうではなく、システムがおかしいと思っています。(毎年労一だけ平均点が低いなら最初から基準を2点にする、総合点で合否判定する等々)

 

以下の二つは多分100回ずつくらい再生した気がしますので、耳に馴染みやすい方を是非導入してみてください。直前期は朝、昼、晩で1日3回ずつ聞いていました。

 


www.youtube.com

 


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選択式は【苦手意識】こそ最大の敵だと思います。一度でも受験をした人にはこの怖さはわかると思いますが、合格圏にいたのに選択足切りで落ちた方のほとんどが

 

【答えを変えて落ちた】

 

とおっしゃっています。そして、受かった人ほど最初の答えで受かったと答えています。やはり最初に出した答えこそが一番理論的に導き出された答えになりやすいということで、変えるのは不安な気持ちがそうさせてしまうのだと思います。

 

最後は精神論になってしまいますが、私はそれまで相当な時間をかけて勉強したご自身が考えに考え抜いた最初の答えこそが、一番正解に近いと思います。

 

私も試験会場では人生をかけたマークシート、という気持ちに押しつぶされそうになりましたが、選択式の労一1か所【全く分からなかったところ】以外はそのまま提出し合格できました。

 

これからたくさんの模試や答練、実力テストがあると思いますが、現時点では出された問題をしっかり復習して次回出されたら絶対に取れるようにする程度で充分間に合うと思います。

 

実力者が最後に合否を決めるのは間違いなく選択式ですが、それを意識して択一基準点割れになるのは本末転倒です。今の時期は択一に集中し、4月以降どのように優先順位を上げていくかしっかり計画立てていくことが選択式の攻略方法だと思います。

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