アラフォー未経験から社労士開業への道

飲食店店長が脱サラして社労士独立開業に挑戦!!

合格~開業に向けた準備【ダブルライセンスよりも大切なこと】

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前回の投稿から期間が開いてしまいすいません。

 

実は先週から短期の仕事が始まってしまい、勤務中はスマホ持ち込み禁止+建物自体の電波が壊滅的に悪いため、通勤時間(片道徒歩30分)を含め1日11時間ほどネット遮断状態にあり生活スケジュールの見直しを強いられていました。

 

とはいえ、発信したいこともどんどん増えていますので、なんとか継続していきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。

 

今回のテーマは現在、自分自身の悩みの部分でもあります【開業へ向けた準備】についてです。

 

もちろん社労士と一言で言っても沢山の働き方があるので、独立する・・という前提でのお話となります。

 

皆さんは独立開業した社会保険労務士と聞いて、どんなイメージをお持ちでしょうか?

 

労務スペシャリスト?

年金に詳しい人?

手続きの代行業?

野心家?

自信過剰?

法律にうるさい人?

何をしているのかわからない?

 

・・・後半は一般的に言われているイメージを知り合いから聞きました、特定の誰かを

さしているのでしょうか?受験生・合格者とはいえ社労士業界に身を置く立場としては悲しいですね・・。

 

私が最初にイメージしたのは、一人で生き抜くために必要な営業力と、その為の行動力と決断力を持っている人・・というイメージでした。

 

私は長いこと飲食業界で働き、その中で独立開業を考えたこともありました、10年くらい前のことです。しかし、結果的に独立しなかった理由は自分に自信がなかったこと、そして上記した力が足りなかったからだと思っています。

 

その為、今回の独立に向けて自分に自信をつけるため、たくさんのことを吸収したく、新しい資格の勉強をしようと色々な資格の入門書を手にしてかじってみました。

そういうどこかストイックに物事に取り組んでいくことで道が開けると思っていた過程で、最近気づかされたことがありました。

 

色々な方【社労士・合格者・受験生・企業の社長etc】とお話をする機会をいただいた中で印象に残った言葉を皆さんにお伝えしておきますね。

 

 

①私が社長なら肩書が沢山ある人には自分の人生(会社)を委ねることはできない

 

これは目から鱗・・というのがまさにぴったりでした。私は合格発表からの約1か月、色々な本を読み、ダブルライセンスについて真剣に考えました。受験生や合格者の仲間にはたくさんの資格を持っている人が多く、名刺に【社会保険労務士】だけでは弱い気がしていたからです。

 

しかし、よくよく考えれば、お客様は【社会保険労務士】としての私と仕事をするのであり、それ以外の部分は付加価値でしかありません。本業がしっかりできないのでは付加価値は無価値となってしまいます。

 

Aさんは社労士のみ、Bさんは社労士と行政書士を持っているとして、それだけの理由で

 

Aさん<Bさん

 

とはまずなりません。

諸々の比較対象があってから初めてダブルライセンスが活きる訳で、優先順位が最上位ということはまずありません。

ならば、今は本業である社会保険労務士としてやるべき仕事をもっと極めていかなければ、ダブルライセンスはどちらも生かせないと気づきました。

 

私は今、年金相談と労務についての本を読み漁る時間に費やしています。来年3月には年金アドバイザー2級の受験も計画しています。社労士として必要とされる知識の強化に比重を置くことにしたのです。

 

 

②社労士さんには社労士としての仕事しか期待しておらず、それ以外のことは専門家(弁護士・税理士等)から聞くからあまり意味がないんじゃないか?

 

これは某会社社長から言われた言葉ですが、ある程度以上の規模になると当然弁護士さん、税理士さんなどとも契約を結んでおり、そんな世界でちょっとかじった程度の知識を披露する等、もはや知ったかぶりと変わらないレベルです。

 

その方とは古くからの友人だったので、社労士が行政書士中小企業診断士の資格があったらどうかな?と相談したところ、返ってきたのがこの言葉です。

 

もちろんこれはターゲット層によって全く意味合いが変わるので、ダブルライセンスの価値がないということではなく、きちんとしたビジョンの下で資格を選別しないとせっかく取った資格が無駄になる・・・という趣旨のものです。

 

ただ、当時の私は資格=武器という観点でしか物事を見ておらず、将来のビジョンよりも他の受験生との対比で新しい資格取得を検討していました。

 

ですが、顧客の側で見たら【ただ勉強が好きな人】【多数の資格を持つことは不安の表れ】と見られることもあることを知りました。自分視点で見すぎた結果、相手側からどう見えるかという当たり前のことを忘れてしまってました。

 

もし開業準備を進めている方、今後開業を目指して勉強している方は、是非とも仕事において相手からどう見えるか?自分が社長ならどういう人に頼むか?という視点で自分に足りないものを模索していってほしいと思います。

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