アラフォー未経験から社労士開業への道

飲食店店長が脱サラして社労士独立開業に挑戦!!

猛者ばかりの社労士試験・・私はこうやって本試験までたどり着いた

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令和3年の夏はとても暑かった、いや熱かった。

 

もちろん気候の話ではありません。社労士試験を受ける受験生の熱量です。私は今年初めて社労士試験を受けましたが、正直甘くみていたなというのが当時の感想でした。試験の恐ろしさもさることながら、合格を目指す先頭を走る方々の熱量は常軌を逸していました。あくまでも私の常識を超えていたという意味です。

 

直前期に毎日8時間や10時間勉強するのは当たり前、1日1000問をノルマにするような人たちをたくさん見て、こんな人たちに勝てるのかとモヤモヤしたことは言うまでもありません。また、朝3時から勉強し、仕事や家事をこなす方もいらっしゃいました。私の尊敬している方は、休みなら1日17時間は勉強できるとおっしゃっていて、住む世界が違う人ばかりだと物怖じしてしまった時もありました。社労士試験に挑戦したことすら後悔しそうになる時もありました。

 

そんな私の不安を解消したのは【考え方を変える】ことでした。

 

社労士試験は一位になる必要はなく、全科目高得点を取る必要もないということは皆さんもちろんご承知かと思います。ですが、周りの人たちが何点だったとか、判定がAだったとか聞いていると、いつの間にか、自分が今のままだと合格できないような不安にかられてしまう錯覚に陥ってしまうものです。

 

もちろん自分を追い込むことも大事ですが、それだけではマイナス思考に入ってしまうので、ある時考えを変えられたことでだいぶ救われました。

 

〇〇さんに勝つではなく、合格率6%の一番下でもいいから受かる!!

 

去年であれば34845人が受験し、2237人が合格なので、2237位でいいと思うようになったのです。

 

そして、この科目だけでも勝とう・・という変な欲を捨てました。全科目一律に基準点が取れるところまで同じ回数、時間数で勉強し、自分の正答率が伸びるまでひたすら耐えました。

 

その結果、私は得意科目や苦手科目を聞かれても、特にありませんといつも答えるようになっていました。

 

社労士試験において苦手科目がないというのはかなり有利なことです。足切りがある限り、得意を伸ばすより苦手の改善に多くの時間を割いたほうがいいことは、講師のかたも仰っていますし、私も大事なことだと思います。

 

 

 

そんな嵐のような本試験から2か月、ようやく後8日で合格発表ですね。

正直ものすごく長かったです。

本試験後のドキドキや不安や期待をそのまま持ち続けることはできず、なんだか遠い昔のような気がしています。今でもなぜあの熱量で戦い続けられたのか不思議な気持ちですが、その要因の多くは周りの仲間に置いて行かれたくないという気持ちが強かったように思います。

 

仲良くしてくれて方たちは皆合格圏内にあり、私だけ不合格という未来が過去の成績からいっても濃厚と自分は思っていたのです。最後の模試から1か月以上そういう気持ちでくらいついていったことで、択一53点、選択32点という私のベストを本試験当日に持ってこられたと思っています。

 

 

余談ですが、私は試験前日に皆さんに宣言したことが一つありました。

 

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そして当日試験終了後

 

 

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まだ結果はわかりませんが、私はやれるだけのことをやり、自分に取ってできうる限りの点数は取れたと思っています。私が敬愛するミスチルの桜井さんが、

 

【笑顔でいりゃいいことあると思えたら、それがいいことの序章です】

 

という言葉を信じて、極限の緊張感を楽しむことができました。

 

是非来年初受験の方は、もしTwitterをされているのであれば10月29日の熱量を感じつつ、来年の試験に向けた心の準備をしていただけたらと思います。まだの方もTwitterには優秀な方が多く有益な情報も得られるので、登録して動向を見るだけでも役立つと思います。そして、社労士試験がどういうものかを知り、この熱量を楽しめるようになったらきっと合格間違いないと思います!

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